Company会社情報

CEO Message
代表　桐原 康輔

元々、私は食品メーカーで働いていましたが、ある職人さんとの出会いがきっかけとなり、2011年にBPMを創業。以来、日々現場のメンテナンス工事と向き合ってきました。
メンテナンス­業界に入ってからは衝撃の連続でした。コミュニケーションはメールではなく電話とFAXが主流、データで資料を管理するという考えもなく、その日の現場に行って初めて状況を把握し、職人さんのスキルでなんとか対応しメンテナンスを行うという有り様でした。
そういったカオスな現場を経験していく中で、非効率でアナログな世界ではいつか業界としての限界がくると痛感し、トレーサビリティを念頭に置いたシステム開発をスタート。2020年にQosmosをリリースすることができました。

住宅の給湯器や水栓の交換、ビルの空調設備の点検、店舗の調理機器の修繕、工場の生産設備の日常点検など、メンテナンスは見えないところで人々の暮らしを支えている重要な仕事です。
しかし、今こうした現場の仕事を担う職人さんも減っており、それぞれの属人的なスキルのおかげで成り立っていた構造が崩れつつあります。紙や口頭でのやりとりによって行われていた技術や履歴は、本当にかけがえのない価値であり尊いものです。
誰がこうした職人さんの技術を残し、社会インフラであるメンテナンスを未来に継承していくのか。
私たちはメンテナンスデータを活かし、現場にテクノロジーを掛け合わせることで、現場のプロフェッショナルを支え、これからの持続可能な社会を支える存在でありたいと考えています。